こいももか

天城越えのこいももかのレビュー・感想・評価

天城越え(1978年製作のドラマ)
3.2
鶴見慎吾の子役時代。
純粋な目で語るなぁ。

大谷直子の若い頃なまめかしくてきれい。

年上の女が好きすぎて、女を買った相手をあやめてしまう男の子。
海に亡骸を落とすところを見ていた、松本清張ご本人が演じるお遍路さんが見ていて、いずれ苦しむ時のために祈ったと言い残す。

純粋な子供心から、無心というかむしろ正義感で罪を犯してしまう、まだ分別つかないころで仕方ないのかも。鶴見慎吾さん、そんな難しい役を演じていたのですね。
大人になった少年は大人、宇野重吉になって、あの時の自分を省みるところ、実感ではないけどそうなるのではないかなと理解できる気がした。