スコットランド(ダンディー)を舞台にしたサスペンスドラマ。
母を殺された過去を持つエマ(モリー・ウィンザー)は、科学捜査研究所の職を見つけて故郷のダンディーへ里帰りする。
実の父、継父、当時の親友などに会うことで母を殺害した犯人探しを自然と始めてしまうエマ。エマがダンディーに到着する前日にあるナイトクラブで火災が発生。3人の死体が見つかる。ドラマはこの過去と現在の事件捜査を並行して追い掛ける。
スコットランドというあまり馴染みのない土地のお話ではあるが、キャラクターたちはほぼ労働者階級〜中流階級という、個人的には馴染み深い設定で、どこか懐かしく感じる。今のイギリスを端的に表現している気がする。
エマは科学捜査の助手としては非常に優秀ではあるが、ある意味普通の女性で、自分の行動が起こす様々な事柄に翻弄されながら、母を殺害した犯人を見つけるがために、一歩一歩進んでいく。
謎解きは面白いが、それよりもエマが中々良くて、しっかり見入ってしまった。
