リッジスカイウォーカー

危険なビーナスのリッジスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

危険なビーナス(2020年製作のドラマ)
2.0
弟の誘拐、母親の死、その犯人を見つけていく中で、怪しさ満点の弟の嫁が現れる。
この3つの謎を軸にストーリーが展開されていくが、話を重ねるごとに新たな謎が出てきて忙しない。
また人間関係も複雑で、誰が誰だか混乱する。
そもそも矢神家はなんでこんな人間関係なのかと思う。いろんな要素重ね合わせすぎでしょ。

途中から論点が「30億の遺産よりも価値があるモノとはなにか?」という部分にスコープしてしまい、弟どうなった??ってなってしまう。

この弟どうなった?の真相は最終話で明かされるが、まぁそりゃあストーリーの中核になることはないわな、という内容で納得した。

犯人はなんとなく中盤で、登場人物的にコイツでは?って感じ取った人だったしね。
(この犯人は俺が知りたい事件の犯人ではなかったので、肩透かしがすごい)

奇を衒おうとして、やり過ぎちゃった感は否めない。


話が進む毎に面白さが下がっていってしまった。
残念。


東野圭吾の中でも、中の下にあたるレベルのシナリオであった。