ぱーでんねん

姉ちゃんの恋人のぱーでんねんのネタバレレビュー・内容・結末

姉ちゃんの恋人(2020年製作のドラマ)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

1話
「続け幸せ」
関テレ制作にしては珍しい恋愛ドラマ。勝負かけてるのかな?
雑感から始まるファーストカット、よかった。
こんな仲良い職場も兄弟も現実感ないな。
「男は出されたものを全部食べろ。基本。」
コロナ禍を意識したはずのドラマなのに、マスクしてない。
「恋しとらんの?」ボケでも方言いいなぁ。
「吉岡さんみたいな人はパキパキした人と付き合った方がいいですね。例えば、私とか。あ、いや、ちがう。」のくだり面白かった。
「壊れかけたけど、そら。地球復活しました。」
展開の広がりがあまりなく、遅いように感じた。

2話
「楽しそうに働く人が好きだ。楽しいことばかりではない仕事に楽しみを見つけることができる人は生きるという長くて地味な仕事にも楽しみを見つけることができる人だからって。」
有村架純、演技うまいなぁ。
小池栄子のコメディ演出も面白い。

3話
有村架純の質素な感じの役合う。質素ながらにその中で小さな幸せを楽しそうにする姿、
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまうを思い出さされた。
3人の兄弟のシーン、あざとくで何が悪いの?の再現VTRかと思った。
知らない人に対して「すごくいい人なんです。」って言ってしまえる人、かっこいい。
吉岡が病院でフラッシュバックして、自身の足を叩くシーン。教場でもそうだったが、林くんのこういう自分で抱え込んで苦しくなる演技うまい。

6話
「タバコ吸う人ってこういう時に火つけるんだろうなぁ。」こんなセリフ言ってみたい。
「嫌われても悪者になっても、親は反対するの。そういう人を説得するには幸せになるしかないの。そんなやつやめとけ。悔しかったら、だから言っただろって言われないようにしろ。」
「人は2種類の人がいると幸せなの。一人はなんでも打ち明けられる人。怒ってくれたりもする。もう一人は何も聞かずに馬鹿やって一緒に笑ってくれる人。」
相手の人の涙を手の甲を使って拭う、なんかいい。
「姉ちゃんは生きていく上で必要なのは衣食住なんだって教えてくれた。でも、こうも言った。強く生きてるために必要なのは誰かを大切に思うことだ。誰かを大切に思えば、きっと相手も思ってくれる。そういう人がこの世界にいれば、強くなれる。その人のために生きようって思えるから。」今の自分に足りないのはこういうことなのかもって思った。
名言連発の今話で本作の評価爆上がった。