映画『新聞記者』のNetflixオリジナルドラマ版。
まず内容に驚いたが、これがちょっと前に起こった政治の闇「森友学園事件」の内容そのまんま。
なのに最後のテロップ「人物・出来事は架空の物であり、実在の物を描写するものではありません」って・・・明らかに攻めている。
って導入からグイグイ見入ってしまい、気付けば一気に鑑賞してしまう面白さ。
政治の闇だけではなく、新型ウイルス等、時事ネタも上手く盛り込んでいて、実に良くできています。これは旬が過ぎる前に今観るべきドラマです。
更に凄いのが演者達の熱演。
どのシーンもグッと掴まれる演出も凄いんです。
吉岡秀隆と田口トモロヲの追い詰められる感じ、そしてユースケ・サンタマリアは、ほんとぶん殴ってやりたいと思う程の嫌な奴でした（笑）
因みに本作はフェイクの塊との酷評もかなり見られます。
そもそも「文春」報道による実際の遺族とのトラブルといった、ケチが付いたことで、誰もが素直に評することが出来なくなってしまったのは残念です。
逆に、連続ドラマとしてはこれほど攻めた作品を見たことないと思った程、個人的には物凄く刺さった作品です。
