Mai

ブリジャートン家 シーズン1のMaiのレビュー・感想・評価

ブリジャートン家 シーズン1(2020年製作のドラマ)
3.9
普段好んで観ないジャンルの作品だったのに数日寝ないでイッキ観してしまった。

1813年のロンドンを舞台に、上流社会の権力者ブリジャートン家の面々の生活が描かれている。"当時の様子の再現ではない"と既に製作者が明かしているように、時代背景はハッキリ言ってありえないものばかりだ。最初こそ気になったものの、ストーリーが進むにつれその違和感はなくなった。そんなことよりも主人公のダフネとお相手の公爵の恋模様に夢中になってしまったからだ。身体に触れることすらできない世界で、お互いに触れたくて仕方のないもどかしさ。3話まで全く距離が近付かない2人にモヤモヤしたが、そこからの過激なシーンの連発に頭が追いつかなくなってしまった。

王妃様から"社交界のダイヤモンド"と言われ期待を背負ったブリジャートン家の長女ダフネがとにかく美しい。ホクロひとつ無い真っ白な肌と小さな顔に長い手足。毎シーン替わるどんなパターンのドレスも全て着こなしていた。フィービー・ディネヴァーはこの作品で初めて知ったけれど、この時代から飛び出してきたのでは?という程役にはまりまくっていた。(ラブシーンも体当たりで挑んでいる。)

女性陣も綺麗な人ばかりだったけれど、負けず劣らず男性陣も美しい人ばかり。ダフネのお相手ヘイスティングス公爵役のレジ=ジーン・ペイジはもちろん、ブリジャートン家の男性陣は揃いも揃って美形揃いだ。個人的に「ザ・ロッジ」のルーク・ニュートンの姿を久しぶりに観られたのが嬉しかった。お得意の歌唱シーンが少しあったものの、もう少し出番が欲しかったところ。

シーズン2はアンソニーが主役で今年製作されるそう。今から楽しみで仕方ない。
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