一応一気見。
村ものの最終地点の限界を感じた。
面白いと思う。雰囲気、クオリティは及第点に達していることは見て取れるんだけど、どうも全て二番煎じである。
コメディに行き切らない、設定も煮詰まっている、1話目の時点でほとんどオチが分かっているようなもの。村ホラーにある程度小慣れている人間には序盤からストーリーの方向性が手に取るようにわかると思う笑
「ハヤブサ消防団」や「ガンニバル」「ミッドサマー」「黄龍の村」など様々な角度から村を描くホラースリラー作品がある中で、こうもも直球に"当たり前"の展開に持っていく勇気があったな...とちょっと感心してしまった。
オチをいくつか用意することで面白みを担保できてるし、6話ぐらいの構成で変に間伸びさせないことも潔くてサッパリして好きなんだけど、これを見るなら他にも良質な村ホラーはあると思います。
原作の小説や漫画とはかなりストーリーに違いがあるようなので表現の限界があったんだろうなぁ。
〇〇村事件というぐらいだから、「福田村事件」みたいに事実ベースかと思いきや実はそうでもないらしい。
奇習のバリエーションってどこも同じになりがちだよなぁ.....