このレビューはネタバレを含みます
綾瀬はるかと高橋一生どちらもの演技の切り替えがうますぎる。特に高橋一生が女性にしか見えなくてめっちゃ可愛かったし笑った。
シリアスな場面も多いんだけど八巻とか、お笑い要素な部分もあったので全然飽きさせなかった。
5-7話くらいからどんどん面白くなってきて止まらなくなった。
個人的には陸が一番好きかも。彩子ちゃんを助けるために生まれてきたって言って絶対味方になってくれるところもかっこよすぎるし最後のSDカードの部分は大お手柄。カップルではなく同居人なのかーって見てたけど、でも好きになってしまってそれも叶わないってなったからいなくなってしまったのかな?陸がいなくなってしまったのは悲しいし、彩子ちゃんを助けるために生まれてきたって言葉もあったなかだったので、現実的さはあったけどまだいなくなってしまった理由がわかるほど自分は大人ではないのかもしれない。
(陸の俳優さんて安藤さくらの旦那さんだと思うけどやっぱ演技うまいな〜すごいカップルだなーと感嘆)
サスペンスものって犯人側の人間性とかどうしてそこまでに至ってしまったのかっていう1番人間らしさがわかるからみんなハマってしまうと思うんだけど今回もそういった人間的な部分、そして今回に関しては家族愛、貧困、格差、とかが描かれていてやはり面白かった。空集合で調べてもφは出てこなかったけど、"あるようでない"束の間の時間だったていう最終話での綾瀬はるかでの言葉に、確かにどんな大きな事柄でも時がすぎるとそれは思い出とか過去になってしまうていうのも改めて感じさせられた。
15分違っただけで…て追い込まれてしまう日高がすごく可哀想というか本当に苦しそうに見えたし、でも実兄への愛情や申し訳なさもあり、もちろんお父さんとか家族もきっと1番辛かっただろうし、本当に誰も悪くない。
東が言ってたみたいに現場の人がいて社会が成り立っていることも忘れたくない。だからこそ証券会社でお金だけ動かしていた陸が現場の大事さ(無人島でも生きていけるたくましさを身につけたい)といってきっと自頭もいいけど現場で働いているのを見てそこにも共感できたというか、こういう人間に私はどちらかというと惹かれるなーと思った。
五木さんとか細々したキャラもよかったし、何よりもセク原が最後にあんなにいいことしてくるとは…。グレーというかブラックより?のこともしてるんだろうけど、確かに誰よりも真っ当に刑事として事件とか被害者、そして+加害者のことを考えているめちゃくちゃ熱い刑事さんなんだろうなと思った。
今の社会であんなに怒鳴る会社ってコンプラ違反だしワークライフバランスて叫ばれてる中であんなに上司から怒鳴られて夜から朝まで働き詰めってきつーーとか思いながら見てたから、あらためて警察ってすごいなとも思った(きっともっと現場はきついしブラックだろう)。
意外とあっさり八巻も陸も2人が入れ替わったことを見抜いたのを見ると、やっぱり意外と周りの人が誰かと入れ替わっても、例えば自分の彼氏とか家族が他の人と入れ替わったら自分は気づくことができるかな?なんて質問をするかな?というのも考えてしまった。