過労による事故で亡くなった青年の別の顔、SNSで楽しそうにピアノを演奏する姿(曲はビリージョエルのピアノマン)が彼の死後も、さまざまな人に勇気を与えるオムニバス式のドラマ。
彼を死に追いやったと言っていい上司、その上司を殺してやりたいと思う父親、やる気のなかった居酒屋のバイトリーダー、歌を歌いたいのに地下アイドルをやらされている女子高生。そして、彼へのイジメを見て見ぬふりをしてしまった同僚。
SNS(YouTube)上に残る青年のピアノと歌がみんなの人生を繋げ始める。
あっ、あの子のこの出来事は別のひとのこのシーン、この人生に繋がっていたのかと思う脚本・演出。
とにかくビリージョエルが久しぶりに聴きたくなるドラマ。