KATO

それでも僕らは走り続けるのKATOのレビュー・感想・評価

それでも僕らは走り続ける(2020年製作のドラマ)
4.2
めちゃくちゃ大きな事件が起きるわけでもなく、それでも主人公たちが大きくぶれることはなく、いろいろ気づいて生きていく姿がよかった。
シン・セギョンめちゃくちゃかわいいし、お仕事をしっかりしたいタイプの主人公だったので、個人的にはかなり安心して観れた。恋愛ドラマとは言え、恋愛だけしているドラマはちょっと……と思うので。

といっても、オジサン連中がかなりぶっ飛ばしたかった~~~!私が代わりに殴りに行こうか?という感じだった。妻側から見れば、変わったけどそれでも好きだった(好きな)人なわけで、最後ちゃんと許してもらえたのは、個人的には良いんだか悪いんだか……って感じだったけど、割り切れないのも人生だと思うし。

嫌なことがあっても、ハッピーなことがあって、生活は基本続いていくわけで、そのなかで自分にとって飛び切り大切な人を見つけていくんだろうなぁとか、でも無性に悔しくてつらいときはどうすればいいんだろうなぁとか……。
男だから/女だからという葛藤が多すぎるし、自分のための人生を全うするハードルだって高すぎる。
それでも、歩みを止めるわけにはいかんし、時間は止まってくれない。
自分のなかの正義と一線をしっかりと引いておくことが大切かな。
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