クオリティ高っ!
相撲界という「聖域」に迫るインサイド・ストーリーがリアル。そして、元力士を中心にキャスティングし、力士の体型や相撲の取り口もとことんリアル。このクオリティには驚嘆するしかない。撮影は本当ハードだったろうなぁ。
礼儀知らずで粗暴でだらしない主人公はどことなく愛嬌もあり、彼の成長は見守り甲斐(?)があります。ラスト2話まで来ると、彼のみならず部屋の力士全員を心から応援するばかりとなります。
無名キャストが多い中、親方役のピエール瀧がよい重しとなっていました。ミュージシャン出身の彼が俳優としての貫禄がついていることにも感慨を覚えます。
最終話は「ここで終わりかー」というクリフハンガー気味で終わるので、続編が見たくてたまらなくなります。続編、ないのかなぁ。撮影がハード過ぎて、キャストが再集結したがらないという話は本当なのかなぁ。