まずは冒頭で墜落する飛行機を主人公が修理してしまうツカミが見事。なんでも作れてしまう理数系天才の主人公が凄いね。
タイムトラベルSFとは言っても、未来から過去へ行くだけの一方通行。それでも話がややこしくなるにのは、誰が未来からやってきた人間なのかがわからないこと。誰が来たの？ こいつも未来から来たの？とガツーンと来る展開が多い（ボディガードの彼が来たシーンは胸熱でした）。
確かに「ターミネーター」の1作目のパクリなんでずけど、戦闘力の高いヒロインが主人公を助けて戦う健気さが良いですね（この2人が恋に落ちてベタなロマンスになるところは韓国らしいなぁ）。
斬新な設定に先の読めない展開が滅法面白いのは確かですが、一方で、登場人物が入り組んでて、現在と未来がバラバラに描かれるので、やはり理解が追いつかなくてモヤモヤする部分は多いです。最後も妙なオチをつけないで欲しかったなぁ。なんであいつが未来から来たのかなど、回収しきれてないエピソードも残っててすっきりしない。
