SakakiHana

母性のSakakiHanaのレビュー・感想・評価

母性(2022年製作の映画)
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映画!よかった!!!!!

本当に世の中のレビューの平均値なんてものは、それ以上でもそれ以下でもなくて、全くもって自分の価値観と重ね合わせようとする必要がないなと改めて実感。素晴らしい。高評価❕◉


【読んだ本の映像化】というコンテンツが気になり鑑賞を前々から決めていた映画をやっと観れた。(高校の同級生との久しぶりの再会も交えて)

「母性」という作品の一貫した奇妙さ不気味さが、うまく表現されていて嬉しかった。映画を観た後にも、本を読み終わった後と同じ謎が自分の中に居残っていたから、きちんと再現されたものが確かに存在していたんだなと、抱えていて心なしから笑みが溢れてしまう「謎」だった。

あらゆる「視点」から見る「事実」
その「視点」の数だけ存在が許されている「真実」

相手が自分と同じ「真実」について話していると勘違いして、筋違いの討論をしてしまっていないか、映画の話とは逸れるが考えてみたり。

「真実はいつもひとつ」なんていうのは嘘だ。
SakakiHana

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