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母性のエのネタバレレビュー・内容・結末

母性(2022年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

うわあ、共感しかない…

25歳にもなって母のことが好きすぎるし、
母に殺されるならまあいいかと思える
母か娘を助けないといけない状況なら絶対に母を助ける。そう思ってるうちは親になる資格ないから、私は一生子ども産めないんだろうなあ


「そうなんですよ、そうやって周囲が真面目って褒め言葉のように言ってくれるから
本人は欠けているものがあることに気づかないんです」

「私は流行りのものやおもちゃを買ってもらうよりも母の手の温もりが嬉しかった」
戸田恵梨香が、永野芽郁の手を振り払って「あんたの手温かくてベタベタしてて気持ち悪い」って、私も言ってしまう気がする。
だって母の手はほんのり温かくてカサカサで、あの分厚い手が好きなんだ
我が子の手を好きと思える人間になれるのだろうか、

12年の月日はすごく長いように感じるけど
実際はあっというまで、人間の本質もそんなに変わらない

不倫してる父親もくそ胸糞だけど
不倫相手の女がさらに胸糞
まだ高校生の子に向かって残酷なことを罵って
情けないし不快だし、、
永野芽郁が「離婚しないのはその人と一緒になっても幸せな家庭を築けないとわかっているからでしょ?!」と言ってスッキリ
その通りだよ。恋愛に限らず全てのことは…

最後に戸田恵梨香が「娘の意識が一刻も早く戻りますように」って祈ってて、ハッピーエンドか?と思ったけど、愛する母が愛した対象だからって理由怖すぎる

「女には2種類あります。母と娘です」
「いつまでも誰かの娘でありたい、そんな女性もいるんです」
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