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市子のエのネタバレレビュー・内容・結末

市子(2023年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

よかった。引き込まれた。

名の知れた俳優ばかりじゃないところもよかった。(私が疎いだけ?)演技に集中できた。
杉咲花ちゃんの演技力に脱帽。

どことなく不気味な雰囲気で、ずっと重々しく話が進んで、最初はホラー感強いなって思ったけど、割とテンポよく進んでくから苦じゃなかった。

フィクションにあれこれ突っ込むのは無粋だけど、罪を重ねる前に周りも救ってあげられたのでは、、と思った。

・田舎の団地
・介護用おまる
・8年前の白骨化遺体
・4歳下の妹になりすましたから、同級生と比べて発育がいいのも、6年生に負けないくらいの力があるのも当然
・難病の妹の呼吸器を外して殺す
・プシュー、プシューという音

同級生を突き飛ばしたり、友達の家でお菓子を盗んだり、下着を買ってくれたお礼にとたまごっちを万引きしてあげようとしたり…
幼少期の描写がちょっと衝撃だった。
子供って怖いなあ…
常識って幼少期から持ち合わせてないと地獄だな

ハッキリしないタイプの結末だったから、母親のその後とか、ケーキ屋とか、自殺の手伝いの件とか、気になるところはあったけど、ストーリーも映像も総合でよかった。
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