母性のCapのネタバレレビュー・内容・結末

親に好かれるために親の顔色を常に伺いながら生きるってどんな感覚だろ。実の母（大地真央さん）と娘（戸田恵梨香さん）の関係も病的に娘が母親を愛しているし、かといって母親が毒親って感じもそんなにしなかった。とにかくお上品で穏やかな母親なだけ。でもこれ、子育てちょっと失敗よね。母親に依存しすぎているし、母親と自分の意見が違うことを容認できない娘。なんなのこの自己肯定感の低さ！！！

そして母親（戸田恵梨香さん）と娘（永野芽郁さん）の関係はちょっとわかる。母親がもはや娘に無関心だから母親の気を引きたくて頑張る娘。これは可哀想な親子の典型な気がするなぁ。

さらに義母（高畑淳子さん）と義娘（戸田恵梨香さん）の関係、これが一番理解不能だった。明らかに義母は最低で意地悪なのにそんな義母からの愛情が欲しくて従順に接する義娘。全然要らないでしょあんな愛情！病的すぎる！謎！

そしてしれっと浮気していて悪びれもしない父親。戸田恵梨香がそこまで実母を愛しているならさっさと義母の家なんて出て実母の家で娘と暮らせばいいのにそうしないのも歪んでいるし不思議すぎる。親からの愛がないと自分を否定されたことになるのかな。難しいわあ。