あまのうずめ

大河への道のあまのうずめのレビュー・感想・評価

大河への道(2022年製作の映画)
3.4
香取市総務課の池本は市を盛り上げる為、大河ドラマで香取市の偉人伊能忠敬を取り上げてもらってはと発言し指揮を執ることになる。知事は残りの在任3年で実現することと、脚本を加藤に依頼することを指示する。

▶︎実は伊能忠敬は日本地図を完成させて無かったというトリビア的話を、笑わせホロっとさせる落語にした立川志の輔の原案を脚本の森下佳子が映画に落とし込んでいる。企画が中井貴一ということでキャスト陣も豪華。現代と江戸時代の両舞台も良い塩梅。

改めて寸分違わない伊能忠敬の日本地図の完成度に驚き、その陰に名も無い者たちがいたことに思いを馳せられた。裏テーマからの玉置浩二のエンディング曲の流れは胸熱。
エンターテイメントの良作。