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大河への道のheroheroのネタバレレビュー・内容・結末

大河への道(2022年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

期待してたのだが裏切られた。
面白くないわけではないが、とにかく物語の起伏に欠ける。
想定内の出来事が淡々と繋がっていくだけなので、全くワクワクしない。
お笑いの部分もショボい。
演出でも気になる事が多々あり、たくさんの書物が置いてある棚に、平気で大きく火のついた灯を置いたり、燃やすぞと脅した後も、ずっと松明を大切な地図から遠ざけなかったり。
仕上げた地図に墨をぶちまけるに至っては、絶対有り得ない。あんな事をやらかすような鈍感人間に地図作業は出来ない。
細かな事を言えば、烏口の持ち方もおかしかったり。とにかくリアリティが無いのだ。
個人的に少し心が昂ったのは、草刈正雄が出てきたあたりぐらいだった。
はっきり言って、劇場でカネを取って観せるレベルではないと思う。
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