滝井椎野

グレイマンの滝井椎野のレビュー・感想・評価

グレイマン(2022年製作の映画)
4.3
ド派手なアクションとやりすぎなくらいの銃弾の嵐、魅力的なキャラクターの一騎当千ぶり等と、この手の映画に求めているものが余すことなく観れて最高だった。まさに浪漫の塊。
007のような世界を股にかけながらのドンパチからジョン・ウィックのような一騎当千ドンパチ、最後はコマンドーのような良い意味で頭の悪いドンパチと、嫌いな人はいないであろうドンパチ映画の良いとこ取りで、最初から最後まで興奮しながら観れた。
おまけに、凄腕エージェントと少女の組み合わせや、既に一線を退いたキャラクターの身を呈しての足止め自爆等、熱い展開が出てくること出てくること。個人的にはダヌシュが演じたローンウルフのキャラがツボで、彼のスピンオフを是非観てみたいところ。

それにしても、敵の本拠地に乗り込み火の海に変えたり、最後の決着は何故かステゴロでつけたり等、コマンドーを彷彿とさせるシーンが多々あり、やはり国が違えどこの手のものがみんな大好きなのだな……と嬉しくなった。
滝井椎野

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