ライアン・レイノルズとショーン・レヴィ監督が『フリー・ガイ』以降再び組んだSFアドベンチャー。2050年の世界から過去へタイムトラベルした戦闘機パイロットがいじめに悩む12歳の自分自身と出会う。
子供の自分から怪しまれながらも、二人のアダムは力を合わせ、世界を救うため強大な悪の存在に立ち向かう。
タイムリープもののお決まりのルールと言えば過去の自分との接触禁止だけど……最初から
普通に会ってしまうというツッコミどころは目を瞑って、、、
子供の頃のアダムに大人のアダムは筋肉はついただけの脳筋だとディスられるのが切ないが、あまり細かいことを気にせずに、シンプルに楽しもうとすれば、素敵な家族愛のエピソードがあり、
アダム&アダムのコミカルなやりとりには笑わされ、喪失感に満ちた家族のドラマには泣かされます。
事故死した父親の謎と、その悲しみを引きずる母親への愛。
そして世界を守るための正義&使命感とタイムトラベルにより生まれた家族と世界への強い想いを胸に、二人の自分自身が世界の存亡をかけた戦いに身を投じてゆく姿がテンポ良く描かれたSFアドベンチャー。
ベタすぎるキャッチボールシーンにこんなに心動かされるとは・・・
何も考えずにシンプルに泣きたい時、あとはファミリー映画としてもおススメです。