中央アジア今昔映画祭にて。
大好きな『乙嫁語り』の世界観そのもの。馬も乗りこなす活発なお嫁さんジャミリャーにみんな惚れてしまう。夫が戦争に行っているのをいいことに、水遊びのフリして、ちょっと触ろうとする男たちばかり。
義弟の少年(中央アジアの寺田心)が健気でかわいい。
上映後のトークイベントで聞けた話。ほぼ全編モノクロだが、少年が絵画の才能に目覚めるシーンだけ、馬が赤くなるというカラーを使っており、効果的な演出にしてるというところに、ほーっとなった。
色鮮やかな絵画がたびたびカットインするがこれは成長した少年が描いた物だそうだ。それを知った上で見ると、より味わい深い。