予告編で気になっていて、ちょうど舞台挨拶ありが観られるとのことで早々に観てきました。
まずは非常に面白かったです！映画そのものが面白いという意味と、笑いどころがいくつもあってしっかり笑えるという意味との両方です。笑
私のみた映画館では2週間限定公開とのことで、もったいないなあと思う次第です。
内容について、ゴミ屋敷になる理由は色々あって三者三様ですよね。ただ何かしらを心や環境に持っているはず。そんな人々を、主役の白高律稀を中心に微妙につながりつつオムニバス形式で描く作品です。中弛みもなくテンポよく小気味良くストーリーも会話もすすんでいくので良いですね。
色々と語りたいところはありますが、私としては全キャラクターの魅力がとても素晴らしい点が推しポイントです。ゴミ屋敷のお片付けなお話なので、画で魅せるよりは人で魅せるところがどうしてもあると思いますが、癖のある登場人物たちの一人一人がとても魅力的でした。（つまり演技もよい！）
特に私は、清掃会社「断捨離パラダイス」の社長で北山雅康さん演じる市木八吉があまりにも良くてすっかり虜になってしまいました笑
捨てキャラなしでどの話も楽しくみられましたね。
メインのストーリーはもちろん、そんな視点で本作をみられることもまた一つの楽しみだと思いますので、興味ある方は是非！お勧めです。
ただ注意として、どうしてもゴミ屋敷なので、汚い描写はあります。なのでそう言うものが無理な人は注意です。
あと、猫好きの方もお気をつけください。
なお舞台挨拶の内容については、上映後挨拶だったこともありネタバレなのでここでは割愛します。主役の白高律稀を演じる篠田諒さんと監督の萱野孝幸さんが登壇されていました。
