TROLL(2022)
トロールを知らずに見たので予備知識があると更に堪能できたかも。
見ていて"撮った人は日本の怪獣ものが好きなんかな"て思てたけど、ノルウェーがもつテイスト(峡谷、寓話、王宮、思いのほか現代都市な街並み)をフル活用して未知の巨人トロールと人間のやりとりを描いてた。
ストーリーは怪獣ものでやりつくされてきたソレではあるものの、見入ってしまうのは映像のクオリティの高さ。
登場人物たちも各々がキャラ分けされていて分かりやすいし没入感を助けてる。
自然やビルを豪快にめちゃくちゃにするトロールや何もかもが木っ端微塵になる様子、急遽市民が避難してもぬけの殻になったオスロ市街の静けさ、最後の朝焼け…どれもがショボくなると一気に興ざめするところ(でも王宮のシーンは仕方ないにせよお粗末で笑った)、抜け目なく映画に仕上げてあるのが凄い。
でもいちばんの見どころは、"手のりたま"が出てくるところ!猛爆