このレビューはネタバレを含みます
谷口悟朗監督の作品で、さらにAdoさんがウタちゃんの歌唱を担当するということで、公開前から非常に楽しみにしていました。
鑑賞前に劇中歌を聴いていたのですが、
「新時代」「私は最強」はとてもポジティブで楽しそうな曲なのに対し、
「逆光」は怒りの気持ちを強く伝わり、ウタちゃんは何に怒っているんだろう、と気になっていました。
みんなに望まれて新世界を作ろうとしたウタちゃんですが、
民衆からの擁護と揶揄で壊れていく姿は、観ていて苦しかったです…。
勝手にヒーローのように祭り上げておいて…、人って身勝手だなぁと思いました。
「歌が最高に上手な人+ウタウタの実」の組み合わせは万能すぎましたが、谷口監督らしい終わり方でしたね…。
Adoさんの沢山のお歌を、映画館の良い音響設備で聴くことができて、耳が幸せでした。