大人気の歌手ウタが永遠に続くライブを開催するお話
ワンピースを全く知らない...一話しか見たことがなくて主要七人以外のメンバー以外を知らないぐらいの人間なので元々見に行く予定は無かったがAdoの歌声が凄いと聞いたので映画館で鑑賞。
結果、思ってたのと全く違くて衝撃を受けた。
ライブパートは評判通り物凄い。作画も演出もライブになると突然上がり、Adoの歌唱力が遺憾なく発揮される。歌う場面も多いし、ライブパート単体だけならかなり満足。
しかし、物語の展開的に全く乗れないのだ。歌が重要な映画で、大人気な歌手が映画館の音響で大迫力に歌う。なのに、全く乗れない。
これが個人的には衝撃的な要素であった。
多くの民衆がある願いを望んだことで、一人の人間が独裁的にそれを叶えようと共同体を作る。そして、自分達の考えに反する人を迫害し、さらに強力な共同体になっていく。
まさにカルト宗教が先鋭化する流れをそのまんま描いているが、映画の中ではガイアナ人民寺院を想起させるような場面があり...「こんな映画なの！？」と本当に衝撃を受けた。
だけどウタの歌唱は凄かったし時々見せるウタの表情がとても良かったです...あのヤンデレな目が良かったです...
出てくるサブキャラクター誰も知らなかったけどあんまり本筋と関係しないのでワンピース知らない人も見れそうな映画ではあった。
