矢吹健を称える会

アキラとあきらの矢吹健を称える会のレビュー・感想・評価

アキラとあきら(2022年製作の映画)
3.1
 よくよく考えると横浜流星ほぼなにもしてない(土下座はした)とか、音楽演出が好みじゃないとか、まあ色々思いつつも、役者たちが活き活きしていて良い映画だと思う。竹内涼真の屈託のない善性が好ましい(横浜流星との対比――例えばジェフリー・アーチャー『ケインとアベル』のような――は成立していない気もするが)。江口洋介は手堅いし、唐突な山寺宏一も嬉しかった。
 上白石萌歌(可愛い)をもうちょっと活躍させてもよかったんではないか。あるいは、恋愛でもいいけど。