「乗り越えられない宿命なんてない」
池井戸潤さんの原作の映画化であるゆえ、安定のプロットです。それは言い換えれば、驚きや発見がないということかもしれません。
一介の銀行員をバンカーと呼ぶことにも違和感がありました。ましてや、あまりにも昭和感の強い銀行でした。これは、銀行に就職したい人を減らすのではないかと心配します。
そうは言っても、テレビドラマを楽しむように、予定調和を楽しむ、ザ•エンターテイメントとして楽しむには、よい作品と言えるでしょう。
横浜流星さんが頑張っていました。
「乗り越えられない宿命はない」、
本当でしょうか。