すでに持っているものを追求し続けることが幸せだ、映画で心に残った言葉です
19世紀末の美食家ドダンと彼が構想したメニューを現実の料理に作り上げるウージェニーの話
互いは20年一緒に居て、信頼しており、ドダンは結婚したいと思い続けているが、ウージェニーから承諾がもらえていない。そんな中、やっとウージェニーがドダンのプロポーズを受け入れることになったときに、ウージェニーの健康が損なわれていきます
その2人の関係が、芸術とも言える料理と共に描かれます
とにかく、映像が美しいです。そして、野菜や料理の香り、木立を通り過ぎる風までも画像から香りがするようでした
フランス料理とはこういう料理なのか、ということが本当に理解できる映画でした
そういう意味でも、非常にフランスらしい映画と言えるかもしれません
極上の伝統的なフランス料理が食べたくなる映画です