あまのうずめ

アキラとあきらのあまのうずめのレビュー・感想・評価

アキラとあきら(2022年製作の映画)
3.2
会社を倒産させた父を持つ山崎瑛と東海郵船の御曹司の階堂彬は揃ってメガバンク産業中央銀行に入行する。二人は新人研修で優秀なデモンストレーションを見せる。


▶︎WOWOWでの斎藤工と向井理のドラマ版は視聴済みのせいか、今作の映画版の竹内涼真と横浜流星はちょっと青く感じてしまった。

銀行の稟議の様子に緊張感があった。ビジネスの世界を中心に人の宿命についても描いている。

困難があっても尚、理想と信念に向かって働く両者の姿は眩しく逞しい。

主演の二人に白石萌歌といった若手を江口洋介、石丸幹二、奥田瑛二らが脇で固めたキャストも映画版ならでは。製作に原作者の池井戸潤が名を連ねていた。