好きよ!ハートフルで可愛い映画!!
物心つく前に両親を亡くした12才の少女ビバリー。彼女は母親が遺したミックステープに自分のルーツがあると確信する。
ところが、そのミックステープを再生させてまもなく、テープが切れてしまう。
両親の遺したメッセージを集めるべく、ビバリーの「曲探し」が始まる。
愛されること。愛されていたということ。両親の死と向き合うことを暗く描くのではない。本作は託された希望を見つけるために遺した物と対話するという構造をとっており、だからこそビバリーの心情は深く描かれる。
彼女の無垢なエネルギーは、誰の心にも染み渡る。