やっぱり、このシリーズ楽しい！
ホラーコメディとしての食べ方の作法を知れば、もうおもろいぜ。
以下、ネタバレを含みます。
システムと理屈が前作により確立してるから、皆んなテキパキ動けてて偉い。一応、「バカな話に付き合ってられないぜ」ってやるくだりも好き。それでも、皆んな飲み込み早すぎておもしろい。
「死に急ぎ映画」であるが、ただの死に方大喜利に収まらないところが魅力だと思う。
もちろん、ドミノ倒しのように、因子が自我を持って動き出したり、キーアイテムが示唆されることで、どうなるの！？と釘付けにさせたりする所も上手だけれど、新しい発想というか、ルールの穴とか、死神の特性を推理していくような展開が凄く良い。
今作でいうと、生が死に影響することに言及していたり、自死を選ぶことの是非や、一度死んでから蘇生するといった、目に見えない死神に対して、ルールの虚を突きつけていく反撃の姿勢。
そして、前作で発生した航空便事故との関連性。
この点は今後、シリーズが進むにつれて複雑化していくだろうが、この作品群で頭を使うのはそこら辺なもんで、やっぱり、先が尖っているの良くないな、、とか、漏電からの爆発？？とか、意味深な風！！とかそんなことをまず第一に楽しめる映画なので、一粒でニ度美味しいってことですよ！
そして、ラストが秀逸でエンディングの入りがめちゃ好きです。
