《因子のエントロピー、増大に向かう。》
シリーズのルールをきちんと踏襲した上で、
ドラマ性もあるし、非常にスリリング!!
そう、私がかつて深夜の地上波放送で見たのはこの作品。の冒頭。
ジェットコースターを構成する様々が、死の運命を形作る。嫌なカメラアングルと、ズームアップ。
完璧に制御されたデッドコースターからは、どんなに逸脱しても逃れられない、、、
以下、ネタバレを含みます。
シリーズ3作目ともなると、ダレてくるかと思えば、気を利かせたスマートな展開と、新しい要素がプラスされ、楽しさはヒートアップ。
緩急の付け方が本当に素晴らしくて、ユーモアとスリルの塩梅が程よい。日焼けマシンで焼かれ死んだのちに、葬式の棺桶に映像が切り替わる洒落とか、そういう心地良さ。
今作の新しい要素としては、カメラに死因が映ること。答えが分かっているから尚更怖い。そして、死ぬ順番が最後の人間が先に死ねば、この悪しきスパイラルは止めれらるのでは?という発想も新しく面白い。
死を飛び越えると後回しにになるという設定なんかは、もうバトルロワイヤル的展開になりそうでもあって、それはそれで観てみたい。
エンディングがちょいオシャレで面白い。
クソロックでは無いのね。