Koshiiさんの映画レビュー・感想・評価

Koshii

Koshii

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ファイナル・デッドコースター(2006年製作の映画)

3.7

《因子のエントロピー、増大に向かう。》

シリーズのルールをきちんと踏襲した上で、
ドラマ性もあるし、非常にスリリング!!

そう、私がかつて深夜の地上波放送で見たのはこの作品。の冒頭。

ジェットコ
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デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2(2003年製作の映画)

3.7

やっぱり、このシリーズ楽しい!

ホラーコメディとしての食べ方の作法を知れば、もうおもろいぜ。

以下、ネタバレを含みます。














システムと理屈が前作により確立してるから、皆ん
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モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

3.6

「自分らしさ×仕事」のお話。
そして、夢と努力のお話。

モンスターズインクの前日譚。
彼らが出会い、最高の相棒となるまでの話。

以下、ネタバレを含みます。













少し納得のいか
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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

3.8

そういえば観たことなかった。
たっちゃん家にビデオがあって、お邪魔したときに一緒に見てたっけ。でも90分じっとしているのは幼稚園児にとっては辛いぜ。

てな訳で断片的な記憶。

そういえば観たことなか
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.8

訴求している。
事実を知れと。

ガイ・リッチーらしい風景の撮り方、重厚な戦闘シーン。

バディものであるが、その二人を結ぶ原動は並大抵のものではない。

同時多発テロを機に始まった悲劇のスパイラル。
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.8

彼は犬の仲介人。

訓練なんかしてないわ。
私の言葉が分かるのよ。

観終わって、好き。
逡巡しても、しなくても好き。

以下、ネタバレを含みます。












ダグラスのキャラ好きなのな
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BIG(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

BIG 〈Being Is Best〉

みんな生きようとしているのに、娘は死にたがってる。
バカ、まだ生きたいよ。

キレイ事やけどな全部。
やっぱりどこかでズレてんだよな。

動物園に行くのはちょ
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フンパヨン 呪物に隠れた闇(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞ノート原文ママ

衣装、家屋のセットが小綺麗すぎる。
退屈が長くて眠りそう。
それはね、やってはいけない。信仰の対象を破壊することは。村の人間の妄信できる対象やから。
この映画、コメディってことに
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親友かよ(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ペーが大学に入るため(製粉工場で働きたく無いため)に短編映画を作るストーリー。

空想は知識に勝る。

ペーが、セックスエデュケーションのオーティスに似てる。立ち振る舞い、演技の感じが。

ジョーのた
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ティーヨッド 死の囁き(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

良質ホラー。

呪術版コンスタンティン

父親と母親の堅さ。これが一般的な親の造形なのか。強すぎるお兄ちゃんとお姉ちゃんが家族を憑依から守ろうするストーリー。

熱帯感。今にも雨が降りそうな湿度の高さ
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盗月者(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

〈時計屋が時計に魅了されてはいけない〉

キャラクターの設定、造形共に全く魅力を感じず、アクションとコメディのバランスも微妙。

チープを王道という勿れ。総じて求めるものが決定的に私と違うよう。お国柄
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においが眠るまで(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

kero clock可愛い目覚まし時計ね。

においに敏感で匂いが好きな少女。
コーヒーを届けに全国のミニシアターを巡っていた父親のノート。

親子で人類が苦手。
においってね、記憶よりも先に消えてい
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りりかの星(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

「この作品はサイレントです。」から始まる。

変わった昭和のAVみたい。
もえの制服がチープすぎる。
覗き見がテーマなのかな。
お金を払って正しく狂うことの合理性、豊かさ。スケベじじい。

ブレイズド・アウェイ(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

花火、死んだウサギ、バッドトリップのような映像。

デモのせいでウサギ(プクルック)が死んだ。
興味の対象の移り変わり。デモと愛人。

ブラックバード、ブラックバード、ブラックベリー(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

キラキラしたものが歳を重ねるにつれて減っていくということ。

「結婚やペニスが幸せを運ぶというのなら、世の中の女性は幸せなはずよ。」素敵なセリフ。

独りが終わる。子宮がんでは無く妊娠によっても。悲し
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雲と人生(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

死後の世界エアライン
人間→地獄/天国
夢の中での心停止が原因。コメディ映画。
「転嫁」もテーマにある?
彼(チョン・タクホン)の雲作りが、私にとっての映画鑑賞だったら。って考えてしまう。
最近乗った
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Before Anyone Else(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ジミー、レックス。
トラウマがテーマ。髪の毛を引っ張られるとフラッシュバックしてしまうレックス。
高級時計店を襲う男女二人組の強盗犯。
夢の途中の限界。のような話。

刺激だけで繋いだだんご3兄弟みた
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姉妹の味(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

姉の「自由を感じたわ。この部屋。」のセリフに詰まっている。

姉妹の思い出が、ふわりふわりと飛び交うお話。なんだか共感できるような、優しくてほっこりする話。もうあの頃では無いという切なさも勿論あるけれ
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オン・ア・ボート(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

夫=虫。
切り取られたワインを溢したテーブルの一部。
刃物を振り下ろす角度、その動作が夫らしい。
彼女達の会話の中で「なんで虫がいるの?」という皮肉。ヘソ監督に感想お伝えできた!

面白かったです!!

ちょっとだけ逃げてもいい?(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

不動産の営業マン。

ただいま。おかえり。デリヘルとの擬似新婚生活。
「明日は今日より良くなることを信じてる!」

楽園島(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

リンチュンを探している。

鹿は何?何の象徴?娘1人。
「こんどはもっと上手くやれるから。」が切なくてグッとくる。

スウィート・ライム(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

少し私には難しい内容でした、、

他の方のレビューや、パンフレットを見、追記するかもです。

ジョンオク(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

閉経の終わりの物語。
生理が終わり、夫に家にある生理用品を売ってしまえばいいじゃんと持ちかけられる。終わって良かったじゃないかと夫。この違和感。
大事なもの出品したらダメだろ。ジモティーみたいな販売サ
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さよならの言い方(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「サマーフィルムにのって」のポスター。
集合写真。トゥーン(犬)。
進路の分け目。旅立ちと思い出。
忘れないから、忘れないで。
交換日記はやっぱりあなたが持っていて。そして、歌を聴かせて。
さよならは
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.8

垂涎の「見てはいけないもの」を堪能するがいい。

俺たちは梟。

異次元の宵闇にようこそ。


以下、ネタバレを含みます。















盲目の鍼師、ギョンスはその腕の良さを認められ、
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.0

淡いけど本当。

生々しくも繊細で。

愛の物語なのかな。信じられる愛を見つけたコットの夏の物語。

与える愛に沢山の種類がある様に、
必要とする愛も様々であるはずだ。

フォンダンショコラの、じゅん
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

ジーザス!!!

これはベラが知識を求める冒険譚。

なんだこれ。
俺、これ10時間くらい観てたい。

以下、ネタバレを含みます。













解放と再生を、現実主義と進歩で迎え撃つ。そ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.6

幼少の頃にどっぷりハマっていたゲゲゲの鬼太郎(3、4期をよく観ていた)

鳥取県にも何度か連れて行ってもらったし、妖怪という存在が大好きだったあの頃。

怖い話など、とても苦手だったはずなのに、一人で
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いまを生きる(1989年製作の映画)

3.9

大好きな俳優、ロビン・ウィリアムズの笑顔を無性に摂取したくなって。

いつでも彼が、私にとってのヒーローであり、「そこに居る」という優しさが堪らなく私の胸を打つのです。

誰かを救うためでも、善を振り
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エレファント(2003年製作の映画)

3.7

ガス・ヴァン・サント監督の映画を観たくて。

年末に実家に帰省した際に、母親は教えてくれた。「近所のTSUTAYAが無くなるって。」
全てのレンタルDVDが中古販売になり、トールケース毎、レジに持って
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.6

ティモシーが観たくて!!

映画の構造が、その意図が透けて見える程、分かりやすい起承転結。

よくある王道のサクセスストーリーを、ウォンカ味(料理人:ティモシー・シャラメ)で調理し、ミュージカル調のス
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.5

三部作をようやく!!

年越し映画に選ばれたのは『Mr.ガラス』でした!(アニャが観たくて!)


ヒーローの存在そのものを問う。
それらの異能は現実か妄想か。

正義とは何か。ヒーローとしての尊厳な
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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.7

落葉を促すエチレンのように、変わり気のない毎日は二人を枯らしていく。愛の信じ方は鈍っていく。それぞれの道で。

ようやく出会った二人は、改めて新しい落葉へと向かう。

BGMとなりえる楽曲たち、雑音と
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.4

韓国映画の気分で。

これまで観てきた韓国ノワールと比べてしまうと、なかなか、物足りないよ、、

マイルドでかなりカジュアルな韓国ノワール。


以下ネタバレを含みます。













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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.7

《アリスが永遠と、自由落下し続けて行くかの如く。》

何度も、最後のような場面が訪れ、なんとかその一つ先の最後に辿り着く。そうして、一点透視図法でいう消失点のような場所を目指し、もつれ、捻れ、堕ちてい
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.4

ジェシーアイゼンバーグ出てるから、観たかったの!!


あらすじ
マイホームを探すカップルは、今日も物件探しに不動産屋を尋ねる。

たまたま入った不動産屋で、「Yonder」という名の、郊外に位置する
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