たき

メタモルフォーゼの縁側のたきのレビュー・感想・評価

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)
4.0
まさかの「阪急電車」の漫才コンビやないですか。俺大好きなんですよ。大好きなんですよ!←どうどう。

まさかあのコンビが立派な腐女子に成長するとは…←混ぜるなキケン

しつこいようですが、BLは苦手です。
でも本作ではいい具合に自己同一性のファクターとして用いられてるだけでぜんぜん気になりませんでした。
まだまだ大っぴらにはできないマイノリティではあるのですかね。苦手な俺が言うのもあれですが。だからこそこのテのファクターとしておあつらえ向きではあるわけですが。

無論、それだけじゃなくて、まさかそういうシンクロさせてくるか、という部分もしっかりあって、だいぶ好きなやつでした。

やりたいことが見つからないのもつらいですが、なりたい自分に届かないのもまたつらいものなのですよね。
そのつらさを知ってるからこそ、同士に対してどこまでもやさしくなれるところがもう、とにかくもう、なんだ、やさしい。←語彙力。

そうよね、昔ありましたですよよくありましたですよ。当時はそんなに今みたいにかっきりとジャンル分けされてるわけではなかったので、ついついきれいな絵だと表紙買いした日にはえらい目に合いましたですよ。某ウィ◯グス・コミックスとか。

マンガを読まなくなって久しいですが、どきどきわくわくしつつ次の巻を待つときめきを思い出しました。
待ちきれなくて激しく無邪気にビニールを破いてく宮本信子がかわいい。

ラフなコーデでなで肩猫背なヲタ演技の芦田愛菜もとにかくかわいい。
しゃべり方もうまく陰キャトレースしててリアルでした。
もっと映画出てくれればいいのに。
たき

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