四郎兼定

内なる檻の四郎兼定のレビュー・感想・評価

内なる檻(2021年製作の映画)
4.8
犯罪は原罪の社会的噴出で、法が有効なのは犯罪の範囲までだ。原罪に対抗できるのは法や規律ではない。
美味しい食事のために規律を破る。ワインがなくても水で乾杯する。自分以外の誰かのために祈る行為。原罪に対抗できる唯一の手段であり何より最も優先されるべき生の賛辞だ。

サントラいらなかったな。音を必要としないくらい画が完璧だった。
四郎兼定

四郎兼定