イギリス植民地時代のインド。イギリス軍に連れ去られた少女を助け出そうとする村の守り手ビームと、インド人でありながら大義のためにイギリス軍に入ったラーマが、互いの素性を知らぬまま出会い、友情が芽生える。だがやがて2人は、「友情」か「使命」か、究極の2択を迫られることになる──
アクションがとにかくカッコいい。(お国的にこの比較はマズいかもしれないが)「キングスマン」ようなスタイリッシュさがある。スローモーションの使い方がうまくて「そうはなら…なっとるわw」というテンポの良さで進んでいく。
ストーリーも王道で熱い。waterとfireが出会うstory。ツッコミどころもあるが個人的には目をつぶれるレベルなので問題なし。3時間あっても退屈しない。もちろんダンスもある。ただし脈絡なく踊るわけではないのでそこは安心。
余計な願望だが実写『嘘喰い』のアクションシーンはこんな感じで作ってほしい。
総評：劇場で観て損のない1本。
以下ネタバレあり。
ラーマもビームも強すぎ。冒頭のバーサーク逮捕には思わずこっちも1歩下がりたくなったし、虎捕獲のロープ繋ぎ直しには「嘘だろ…？」ってなったし、肩車のところはもう笑うしかなかったw
あとラーマが不死身すぎる。毒食らって一晩経てば治るって言われたのにその晩のうちに戦線復帰するなw そのあともビーム庇って死ぬ流れだと思ったのに生きてるわ牢屋でトレーニングしてるわでやっぱり英雄は違うよ(真顔)
ひとつ気になるとすればキャシーの立ち位置。領事館？にどういう立場でいたのか。一応イギリス側のはずだけど動物けしかけられて周りの人に死傷者も出ただろうにしれっとビーム側に寝返ってて疑問になった。まぁ美人だし細かいことはいいんだよってことでスルーしたけど()
銃弾1発のくだりは誰が言うかによって効果的に使われていて、最後はスコットへ弾と一緒に綺麗に返されていて良かった。
設定を踏襲するかは不明だが続編の予定もあるらしいので楽しみ。
