歌、暴力、爆発、ダンス、そして熱い友情。
2023年一作目にして新境地への扉を開いてしまった気がする。
そもそも本作は昨年の上映時にタイミングが合わず見逃してしまっており、悔しい思いをしていたやつなのですが
ここに来て何とも嬉しいIMAX復活上映が！！そんな訳でリベンジしてきた訳です。
ユナイテッドシネマさん有難う愛してる。
肝心の内容は
正直、出遅れた分ちょこちょこネタバレを目にしてしまっていたのである程度知ってはいたものの
そのどれもが想像の1億倍程の迫力とカロリーを以て迫って来るので始終圧倒されっぱなし。
正に足し算と掛け算しかない演出！！
皆事ある毎にこっ酷くボロボロになるので最初はハラハラしていたのですが
ちょっとすればすぐ完全復活して大暴れするので後半は安心して観ていられました(安心とは)。
あれこれ突っ込むのは本作においては野暮以外の何物でもないですね。
格好良ければ何でもアリなんだよ！！！！
とまあパッと見のド派手さにばかり目が行きがちですが勿論ストーリーも秀逸で
ビームとラーマの友情の行方、それぞれの家族や仲間達の事情、そして抑圧との闘い。どれも熱い。熱すぎる。そしてとにかく清々しいほど因果応報！
観てるこっちまで元気と闘志が湧いてきます。
インド映画だからと言う訳ではないですが、なんか滅茶苦茶美味しいスパイスたっぷりの濃厚バターチキンカレー(ナン付き)をわんこそば状態で次から次へと食わされるんだけどきちんと味わうとただ濃いだけじゃなくちゃんと良質な素材と丁寧な手順で作られてるから飽きることなくいつまでも食べ続けられるみたいな、そんな感じ。
