時代背景はイギリス植民地時代。
歴史を見ると、インド人にとってはとても過酷で大変な時代だったと思う。
映画の中に出てきたように、凄惨な経験や言葉に出来ない程屈辱的な思いを味わったインド人が大勢いたのだろうと思うと胸が痛んだ。
善と悪がはっきりしており、ストーリー展開はとてもわかりやすいが、CGを巧みに使用したインドの広大な風景や、大勢の人、猛獣の映像が大迫力を創り出しており、そこに野生味溢れた2人の英雄の人間業とは思えないアクションが加わり、物凄いエンターテイメントになっていた。
更に、インド映画らしい音楽とダンス!
パーティーでの2人のダンスと歌はクセになる笑。
2人に任せておけば間違いないという安心感と安定感。
最後に2人が力を合わせるクライマックスは始まる前からワクワクしたー!
とても悲しい時代の話だけれど、アクション、歌、ダンスで暗さを感じさせない壮大な作品。
それから、動物や自然に敬意を払っている所が好き!!
インドの植民地時代についても詳しく勉強してみたいと思う映画だった。