血湧き肉踊るとはこのこと。
アッチアチの、男の映画だった。
ストーリーに意外性とか現実味を期待してはいけない。
勧善懲悪、運命の出会い、裏切りと目覚め、そして窮地からの獅子奮迅の挽回…完全に王道ど真ん中のバディストーリー。
なんだけど、どの場面をとってもいちいち漲るパワーがすごくてそんなことはどうでもよくなる。毎場面クライマックス。
どんな窮地もパワープレイで解決しちゃうけど、ど迫力のビートで圧倒されて「それはないやろ笑」なんて野暮なことはいえない。
血と汗と筋肉が震え踊るのを見せつけられて、あっというまに3時間。
個人的にふわー！って驚かされたのは、虎や鹿たちワイルドアニマルが飛び出してきたとこ。
やっぱりたまには日欧米ではない国製作の映画も観ないとな、と思った。
欧米人は、特にイギリスはこの映画をどう評価するんだろう。
