復讐に生きる警察官の主人公がヤクザ組織への潜入捜査を命じられる。そこでなおも復讐だったり、償いだったり、警察官として生きるかヤクザとして生きるかだったり…色々苦悩？している？という大筋。でも映画上では主人公があまり悩んでいる様子は感じられなかった。原作小説だとまた話が少し違うらしいので、機会があったらぜひ読みたい。
ヤクザ映画なのでもちろんドンパチするんだけど、個人的この映画の見どころはセリフのテンポ感かな！リズミカルに言葉遊びみたいな、案外軽やかな感じで会話がされるのが、ヤクザ映画の重苦しい感じと毛色が違って面白い。それから台詞回しも、返事が「うん」とか「いいよ」とか、「〜だったよ」という語尾だったり、なんだか可愛らしいのが可笑しくて好きだった。セリフというか会話だったな〜。
登場人物としては、坂口健太郎演じる室岡が好きすぎる。好きすぎて彼のやりきれない思いに同調しすぎて苦しかった（笑）あとはんにゃの金田が出てて、やっぱり顔が好き〜って思った！来年の大河にも出るみたいだし、どんどん映像で見れる日が増えるといいな！
