このレビューはネタバレを含みます
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1951年1月8日はアメリカ合州国の映画監督
ジョン・マクティアナン監督の誕生日です🎂
監督作「ダイ・ハード」を鑑賞しました
クリスマスイヴ
ニューヨーク市警の刑事ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)は、別居中の妻ホリー(ボニー・べデリア)に会うため飛行機でロサンゼルスへと向かいます
高所恐怖症のジョンは機内で「裸足になって足の指をギュッと丸めて歩くと恐怖がなくなる」というおまじないを乗客に聞き、半信半疑のまま降り立ちました
ホリーが勤める会社は日系企業ナカトミ商事でこの夜は高層ビルでクリスマスパーティが催されていましたが、二人は久々の再会にも関わらず喧嘩をしてしまいます
そんな時、ハンス・グルーバー(アラン・リックマン)率いる13名の武装集団がパーティ会場を占拠していました…
テロリストに高層ビルを占拠され、運悪く巻き込まれた刑事が、一人で戦いに挑む大ヒットアクションです
クリスマスのロサンゼルス
大きなテディベアを抱えたジョンは、家族を大切に思い、妻をこよなく愛するニューヨークの警察官です
でも、「最も不運なタイミングで、不運な場所に居合わせる、不運な男であり、簡単には死なない不死身の男」でもありました
テロリストと戦うはめになった彼のぼやきが面白く、悪を倒すかっこいいヒーローというイメージとはちょっと違って見えました
本人も「なんで…俺がこんな目に…」と言いながら爆発するビルの屋上から吹き飛ばされるように飛び降りたりとかっこ悪さを出しつつ果敢に戦っている姿が逆に魅力的に見えてきます
人の言うことを聞いたがために裸足がネックになっているのも不運で、これが後半の戦いで
とても痛々しい場面でした
そして、ビルの中の密室というシチュエーションが、ジョンと共に閉じ込められているという閉塞感を感じ、敵と対峙する緊張感が続きました
孤軍奮闘するジョンと無線で連絡を取り合う警官パウエル(レジナルド・ヴェルジョンソン)とは、警察官同士の信頼関係を育み、温かな絆が生まれます
ラストシーンのパウエルと何も語らずとも抱き合う場面はぐっときました
その後のトラウマを克復する展開も嬉しかったです
敵となるハンス役のアラン・リックマンの出演は、この作品の大きな魅力のひとつで頭脳を使った心理戦でジョンを翻弄するスーツ姿の悪人をさらりと演じていました
最後の表情がとても印象に残りました…
映画史上大傑作といわれるアクション映画の
金字塔ともいわれる作品
タンクトップでがんばるブルース・ウィリスを精一杯応援したくなります🧸