2025年3月7日の午後のロードショーで視聴
クリスマスパーティに参加した警察官の主人公ジョンがビルを占拠したテロリスト相手に1人で立ち向かっていくアクション映画だった。
古い映画ではあるが長く有名なだけあってアクションシーンが派手で面白い。
主人公であるジョンが1人で次々とテロリストを倒していくところは痛快であり、ジョン自身もかなり危険な目に会っている中もがいていることから、タイトルにふさわしく「死んでたまるか」というジョン演じるブルース・ウィルスの気迫が伝わってくるため鑑賞していて臨場感を感じられた。
特にジョンが汗にまみれ、服も汚れに汚れ、血を流しまくりながら必死に逃げつつ銃撃戦を繰り返しているところは迫力があり、主人公の格好良さを際立たせていてとても良かった。
また、緊張感ある戦闘の合間にジョンがテロリストや外の警察官のアルと無線を使って通信するのだが、そのやり取りが冗談交じりのコミカルな会話なので緊張を緩めるいいアクセントになっていたところも評価できる。
最終的にはジョンが敵をすべて倒した後、妻と愛を確かめ合っていたところも報われて良かったと思えた。
それとみんなムカついたであろうマスコミに妻が一撃見舞ったところは笑えてスッキリした。
そして、最後の最後に生き残ったテロリストが襲ってきたところに冷や汗が出たが、警察官のアルがトラウマを乗り越えて銃で倒したところに驚きがあるとともに、良い余韻のある締めだったのではないかと感じる作品だった。