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二重差別
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『二重差別』に投稿された感想・評価

東京国際ろう映画祭 2021

短編3本
『フィーリングスルー』https://filmarks.com/movies/95532
『ノーマル』https://filmarks.com/movies/100486
『二重差別』https://filmarks.com/movies/100512

まずはそれぞれ映画としてのレベルの高さに驚いた。。

「これくらいでいいよね感」がない。
上映時間をはみ出てくるエネルギーに満ちてる。

これらは機会があったらぜひ観ていただきたい!


***



ろう者の社会にも人種差別がある、という問題を提起するドキュメンタリー。


同じろう者から「黒人野郎は失せろ」とか「ドレッドヘアで床を拭け」とか「黒い猿」と呼ばれた経験を話す。
(↑こうやって文字に起こすのも憚られる。。。)


ろう者の女性「アジア系、ろう者、女性。三重の差別。」


ろう学校では白人の生徒が怖かった。
職員に言ったが誰も対応してくれなかった。
ろう学校の思い出は辛い。


人種差別の情報がない。
聴者からの情報しかない。
ろう者で人種差別について知ってるのは10%くらいだろう。

***


白人ろう者「私は人種差別を見たことがない。」



「人種差別について語りたがらないのはなぜか。

聴者の世界では多様性が進んでいるけど
ろう者は受け入れる側の体制が整っていない。」

「有色人種はろう者は就職が厳しい。
ろう者団体のいくつかはアジア系を差別している。
白人は白人でいる方が安心なんだ。」


「なぜ差別するのかと聞いたら、差別してないと答えた。」


「人種差別がなくならないのは何とかしようとしないからだ。
油断せず差別は常にあると認識しその存在を許してはいけない。」


***

「差別を問題にすると白人も有色人種も困る。
狭いコミュニティだから。」

「上の世代には差別をやめろと言うよ。
21世紀だ。
意識を変えろと。
差別をする若い世代には教育が必要。」

「互いの文化を認め合わなきゃ。」

「ろう社会の人種差別を明らかにするのは大事なこと。
陰口や脅迫を恐れて言えなかった。
でも若い世代のためにも言わなきゃ。」


「ろう社会の人種差別は情報が少ないも問題。
差別にあっても我慢するしかなかった。
でも我慢せずにろう社会の人種差別についてこれを機に話してください。」



****


人種差別という概念がないと
単に自分がいじめに遭っていると思ってしまうようですね。

自分がいじめを受けたり、嫌がらせを受けたりするのはなぜなのか。
自分が悪いのかと思ってしまう。

それが人種や性別や文化に対する差別だと分かれば、
それは自分個人の問題ではなく社会問題だと気づくことができる。

イジメられる自分が悪いのだと自分に矢を向けなくて済むようになる。


なので、「差別されている」ことに気づくことはとても大切。


****


差別する側は、まずは「差別してない」と言う。

いますね、いっぱい。
「差別してない」
「これは差別とは違う」って言いながら現状維持したい人。

これは差別なのではないか???という自問が欲しいところ。


***


ちなみに「差別してない」って自信満々で言う人の中には
「劣っている人たちも生きてていいけど権利は制限されて当然」という考えが染み付いているから

差別的な制度や言動について
「いや、だって彼らは劣ってるんだから当たり前。これは差別じゃない」という考えがある。

これは差別主義者。
宗教と絡んでる場合が多い。
4.0
DOUBLE DISCRIMINATION
二重差別
RINKOO BARPAGA

イングランド バーミンガムにおけるろう者たちの環境での”差別”についてのインタビュードキュメンタリーです。
まずろう者に対しての差別。
その上でアフリカ系だから、アジア系だからという差別・・。

これを指して『二重差別』。

特にね「いやあ差別なんてわたしは見たことがない」と言っているろう協会の方なんてまさにそうなんですけど、そこに真実が透けて見える瞬間がスゴイ!!
クライマックスです。

ご本人は虚偽を言っている感覚はないと思う。
ええ、ええ現にそうなんでしょうよ。
しかしね、そこまでに積み上げられた証言とぼんやり見えてくる状況に対して、極めて鋭いカウンターのような位置に出てくるんですよ、この発言。
「うわあーーー・・・」
ろう映画、聴者の映画、そんなの関係ない。
このドキュメンタリーは素晴らしいです。
なんて構成力とインタビュー力!!
4.0
東京ろう映画祭のオンライン鑑賞。

ろう社会の人種差別は情報が少ない。

油断せず差別は常にあると認識し、
その存在を許してはいけない。
警戒を続けるという話、
今でもまだ残ってるよね。

深刻な問題だけど、これを皆さんに
知ってもらってほしい作品。

人種差別をどうやって改善するべきか
より良い未来のために
誰でも平等に活躍の場を持てることを
大事だなと学べてよかった。