子供部屋は世界の全てだった。想像とイマジナリーのファンタジーアドベンチャーに、心温まるジュブナイル。
いつかは過ぎ去ってしまう子供時代に対するノスタルジー。大人になること、大人になれなかった人の差違が浮き彫りとなる。
イマジナリーフレンドとの関係性に対して襲いかかる[現実]というものが、ファンタジーに線を引く。夢と恐怖心が波打って演出され、独創性がありながらも懐かしいような世界観に魅入る。
子供の空想を主軸にした物語だからこそ、それを目の当たりにする現代の子供が羨ましくもある。彼らはこの映画を観て何を(๑¯ㅁ¯๑)なにを思うのだろうと思索に耽る。
今冬のファミリー映画決定版。とても良かった。
