めいきんそ

屋根裏のラジャーのめいきんそのネタバレレビュー・内容・結末

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

現実は理想と乖離してどん底へ自分を運んで行こうとすることもある。そんな時いつでも自分のラジャーが引き上げてくれる。ラジャーは冷蔵庫であり、エミリーでもある。わかったような顔で絶望を振り翳す現実はバンディングで、けれどバンディングこそその現実を1番恐れて逃げ続けている。
イマジナリーフレンズは逃げじゃない、答えなんだって表してくれたこの映画が嬉しくてたまらない。
エミリーは消えて忘れられたけど、それも無駄じゃない。

最初から最後まで、本当に素晴らしかった。映像も音楽もストーリーもアニメーションも、唯一無二の世界観を創り出してた。
もう、スタジオジブリから飛び出したんだなって思った。

西村義明さん、百瀬義行さん、その他すべての関わった方々本当にこんな素晴らしい映画をつくってくださってありがとうございます。
この映画が、どうか日本でたくさんたくさん愛される作品になりますように。
興行が成功して、スタジオポノックがこれからも映画をたくさん作れますように。
心から祈っています。

全ての、イマジナリーフレンズを身近に感じる大人達、子供達に観て欲しい。

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