国家に忠誠を誓い、軍人としてでしか生きられないジェームス。しかし任務中の負傷により年金も恩給も無く除隊にさせられてしまう。その後家族を養うために彼が入ったのは退役軍人のみで構成された民間軍事組織だった。そして最初の任務は危険な生物兵器のデータの確保。それは簡単な任務の筈だった…。
クリス・パイン×キーファー・サザーランドという豪華俳優陣に加え「ジョン・ウィック」の製作陣がプロデュースということで期待大でした。
予告編からもかなり激しめなアクション映画を想像しておりましたがメチャクチャ地味…。爽快感も全然有りませんでした。
正直予告がMAXかなと…。
本格的にアクションが始まるのが開始から60分後。しがしアクション的にはそこがピークでした…。
物語的にもモヤモヤが多かったです。
半分は色々と確認を怠った主人公のせいじゃ無いかと思えてしまいました。
裏切者は誰だ!?みたいになってますがそもそも何で裏切られたのかがよく判らんかったです。裏切って殺そうとするくらいなら初めから任務に参加させなきゃ良いのに。絶対に必要な人員って訳じゃ無かったですしね。
物語は弱冠モヤッてますが、退役後の軍人の悲哀や苦悩など興味深いところも有り、また少ないながらもアクションのクオリティも悪く無かったです。
しかし、期待のベクトルを間違えて肩透かしをくらった感じです。(予告でアクションを強調し過ぎだよ!!)