このレビューはネタバレを含みます
何てことないお話だけど、
懐かしいというか、「そう、そう、そうだったよね」と思いながら見入ってしまい、あっという間でした。
小学生の男の子たちのあるある、的な。
タケちゃんの特殊な境遇、家庭環境は理解しますが、
根は普通の感覚の子なのだから、もう少し「ありがとう」がちゃんと言えたら、見ててスッキリしたのにな、なんてのは勝手な感想。
ヒサちゃんは、演技初めてとは思えないくらい良かった!弟も良かった!
「サバ缶」の場面は意外とアッサリ。
ヒサちゃんが大人になっても思い出すくらいなのだから、もう少しインパクトのある演出があっても良かった気がします。
ヒサちゃんの両親も素敵でした。
尾野真千子さんにしか出来ないでしょ(笑)。
従姉妹のお姉ちゃんや、ブーメラン島のお姉さんとか、ちょっと無理やりな登場の仕方な部分もあるけど、
総じてはその辺にいる男の子たちの夏休み。
気忙しい今の時代に、ふっとこんな作品を見てみるのも良いのでは。
そして、出来れば主人公の子たちと同じくらいの子供たちに見てもらいたいな。