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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのsheのレビュー・感想・評価

3.5
2度目でやっと、なんとなーく理解したけど、正直全然乗れず。思い出すのは色んな雄叫び顔のミシェル・ヨーと石だけで、それ以外は残らなかった。こういう狂作品がアカデミー賞最多ノミネートなのは嬉しいことだけど、良さが分からない自分は終わってるのかもしれない。冒頭から家族間のパーソナルな問題を早口で説明されて、すぐにマルチバースに飛んで、その後はずっと置いてかれてる感じ。でも我慢して観てると、途中から「ちょっといいかも?」ってなる。こんなにカオスなのにメッセージがドシンプルだからかな。その後もちょっといい、からは越えないが。。
色んな場所にジャンプするけど、意外とロケーションのスケールが小さくて、B級映画感が否めない。このちぐはぐが本作の特徴なんだろうけども。もももも。石のシーンは凄く良い。あの瞬間、なぜか「ア・ゴースト・ストーリー」の静けさを思い出した。
色々腑に落ちてない部分はあるけど、作品賞獲って欲しいです。コーダからのヘンテコ映画って、めっちゃ面白いし。
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