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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのkoのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

220316__グラシネIMAX

まあね、こんなのは大好きですよ。
スコアつけるなら5‼️‼️‼️という気持ちもあるし、2だろという気持ちもある。
多元宇宙×ヒューマンドラマ😭😭😭😭
今後どんなに手の込んだマルチバース映画を作ったとしても、こんなにも壮大で些細で些細なこの映画は強い。
マルチバースものの正解は、いかに小さな出来事に目を向けるかだと思った。離婚の危機や、母娘のわだかまりのような。税務署のような………….

回想・多元宇宙シークエンスが恐ろしく美しいです、、、、、!!、!!、、、!!!!

この宇宙は“Nothing matters” に決まりきっているのに、エブリンは一番無意味な”コインランドリーを経営しながら税金の申告する人生”を生きると決める。

私たちの知るすべてはDNAの再配列や統計的事実にすぎないけれど、ウェイモンドの優しい笑顔は、ジョイの母への眼差しは、ここに在るべくして在る奇跡みたいだ。宇宙の本質にさえ邪魔させない、エブリンに向けられた轟くほどの!意味とは違うその価値!!!
ミシェル・ヨーはその目で身体で宇宙の無意味を受け入れ、ちっぽけな日々を丁寧に生きる強さを持つ!
(ラストのハグで受け止めたのは娘の思いだけではなく、自分の惨めな人生、この宇宙の無意味まで丸ごと全部だった。そして希望に目を向けてこのままを生きる覚悟を決める。母は強し!)

この映画のメッセージが「私たちの日常は美しいです」ではなく「私たちの日常はどうしようもなく無意味で、無価値で、でも、それでいい。」なのがぐっときた。
幾度となく選択を間違え、夢を抱いては諦め、何も持たない(この次元の)エブリンが、別次元の自分にうっとりしたり、全てが無意味であることに気付かされたりする。でも最後にその目で見たのは夫と娘の隣にいることの価値。
冒頭3人でのカラオケがエブリシング!
これは本当に真理だとおもう。

本作はインターネット時代に生きる我々の感情を表現しているそう。
バカSFアクション→移民と家族愛→哲学的思想。ごっっっちゃごちゃのマルチバースを、シンプルなエンディングに落とし込んで乗り越える。

ウェイモンドBe kind~~~~~~😭😭😭😭

娘ジョイの超絶キュートファッショナブル良心ゼロクレイジー悪役タイムマジ好きでは?💞💞💞もっと見たくなっちゃった。

ディアドラ体型から全部最高すぎたな

ですが本作は、バカです‼️コメディでありながら非常にオモロさに欠け、ナンセンスとしても成立しない程にチープな演出が続く!まあそれを狙っているし、バカと無価値はちかいけど。
せっかく突拍子もないことがジャンプ台になるのに、そこで決めてくるキャラが特にいない。
もっともっと面白くできたのは事実。

石の会話🪨🪨おれはすき

「彼女」

全てを乗せた真っ黒なベーグルと、目玉シールの対比。

マルチバースホラーコメディヒーロー愛情ものなので、ドクターストレンジMoMと重なると思った。

レミーのおいしいレストラン未見殺しなんでなのwwwwレミー好きだけど沸くとかねえしwww

ミシェルヨー、普通のおばさんとトップスターどっちも最高すぎんな。そして先日のオスカーのスピーチ、、、、!!!
“「私に見た目が似ている男の子女の子たちへ。このオスカー像は希望と可能性のビーコンです」「女性の皆さんへ。「もう全盛期を過ぎた」なんて誰にも言わせないで」「そして私の母、世界中の母親たちにこの賞を捧げます。あなた達は真のヒーローです」”
https://twitter.com/vinyl_tackey/status/1635132829196779522?s=46&t=8RWFSPYcC1_jkcjbfFQ9Kg
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