この映画がナイーブな問題を
内包しているとしたら、その出演者と
ハリウッド業界そのものの問題なの
ではないかと思いますが・・・
そういうことを除外して、作品として
鑑賞してみると、序盤の第一章は、
導入として見やすかったものの、
第二章は、狙ったもの、狙ったであろう
場面が早いスピードで流れて、
マニアックな見方できる人しかな・・・
と、だいぶB級感を感じました。
第三章は、どうなることか?と思ったのですが、
世の中に生物がいないという地球に、
意思のある石が話をするという・・・・
???てか、これ、ブラッシュアップ・ライフのほうが
面白くないか???まさかのハリウッド越えを
バカリ君に感じてしまったのは私だけか。
とはいえ、彼女のワンオペは、あらゆる世界の可能性に
助けられ、大部分の不幸を含むギャップを受け入れて、
少ない幸せを大いに楽しむということ。
世代間、時代のズレを理解し、目の前の事象に
「優しくなろう!」というシンプルなメッセージ。
自分を含め、全員を幸せにする行動って、
MCUの世界しかない、おとぎ話だと思うのですが、
改めて、いい塩梅の、温かい家族(家系)関係
を作るという、平凡で、どこにでもある、
ありふれた着地点が、ある意味、日本的
ドラマ展開だったのかなと思いました。
結局、「身近な人のやさしさ」というのに
飢えているのかな・・・なんて思ったりしました。