hase3001

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのhase3001のレビュー・感想・評価

2.0
この映画がナイーブな問題を
内包しているとしたら、その出演者と
ハリウッド業界そのものの問題なの
ではないかと思いますが・・・

そういうことを除外して、作品として
鑑賞してみると、序盤の第一章は、
導入として見やすかったものの、
第二章は、狙ったもの、狙ったであろう
場面が早いスピードで流れて、
マニアックな見方できる人しかな・・・
と、だいぶB級感を感じました。

第三章は、どうなることか?と思ったのですが、
世の中に生物がいないという地球に、
意思のある石が話をするという・・・・

???てか、これ、ブラッシュアップ・ライフのほうが
面白くないか???まさかのハリウッド越えを
バカリ君に感じてしまったのは私だけか。

とはいえ、彼女のワンオペは、あらゆる世界の可能性に
助けられ、大部分の不幸を含むギャップを受け入れて、
少ない幸せを大いに楽しむということ。

世代間、時代のズレを理解し、目の前の事象に
「優しくなろう!」というシンプルなメッセージ。

自分を含め、全員を幸せにする行動って、
MCUの世界しかない、おとぎ話だと思うのですが、
改めて、いい塩梅の、温かい家族(家系)関係
を作るという、平凡で、どこにでもある、
ありふれた着地点が、ある意味、日本的
ドラマ展開だったのかなと思いました。

結局、「身近な人のやさしさ」というのに
飢えているのかな・・・なんて思ったりしました。
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